補助金コンサルと申請代行の違い
「補助金コンサル」と「申請代行」は混同されやすい言葉ですが、実は業務範囲と目的が異なります。新事業進出補助金の申請を検討する際は、この違いを正確に理解することが重要です。
| 項目 | 補助金コンサル | 申請代行 |
|---|---|---|
| 主な業務 | 事業戦略の立案・計画書の作成支援・採択率向上のアドバイス | 申請書類の作成・提出手続きの代理 |
| 関与の深さ | 事業の本質まで踏み込んだ深い関与 | 書類作成・手続きが中心の実務的な関与 |
| 必要な資格 | 資格不要(中小企業診断士が多い) | 行政書士が担当することが適切 |
| 費用 | 着手金10〜50万円+成功報酬10〜20% | 着手金10〜30万円+成功報酬10〜15% |
| 採択後の関与 | 口頭審査対策まで含む場合が多い | 申請書類の提出で業務終了の場合もある |
実務では混在している
実際には「補助金コンサル」が申請書類の作成まで対応する「申請代行込みのコンサルティング」が主流です。「コンサル」と「申請代行」を明確に分ける業者は少なく、多くはパッケージとして提供されています。重要なのは業務範囲と費用を事前に契約書で明確にすることです。
新事業進出補助金における補助金コンサルの役割
新事業進出補助金のコンサルタントは、単なる書類作成にとどまらず、事業の成否に関わる重要な役割を担います。
コンサルタントが担う主な業務
- 申請適格性の診断:新事業の構想が新事業進出補助金の申請要件を満たしているか診断する
- 事業計画書の戦略構成:審査員が評価する観点から事業計画書の構成・内容を設計する
- 市場調査・競合分析の支援:計画書に必要なデータの収集方法・活用方法をアドバイスする
- 財務計画の精緻化:付加価値額計算・5年間収益計画・賃上げ計画を財務的観点からサポートする
- 認定支援機関との調整:確認書取得のための認定支援機関とのやり取りを仲介する
- 口頭審査対策:審査員が問いやすい質問への回答準備・模擬面接を実施する
補助金コンサル・申請サポートの費用相場
新事業進出補助金のコンサルティング費用は、関与の深さと補助金額によって大きく異なります。2026年時点の相場を紹介します。
| サービス範囲 | 費用相場 |
|---|---|
| 戦略コンサルのみ(計画書の方向性アドバイス) | 5〜20万円(スポット) |
| 計画書作成支援+添削 | 着手金10〜30万円 |
| 申請代行まで含むフルサポート | 着手金20〜50万円+成功報酬10〜20% |
| 口頭審査対策込みプレミアム | 着手金30〜80万円+成功報酬12〜20% |
| 採択後実績報告まで含む完全サポート | 着手金30〜80万円+成功報酬12〜20%(追加費用なし) |