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神奈川県の新事業進出補助金2026|相談窓口・流れとものづくり補助金

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この記事の結論

神奈川県は東京都に隣接し、横浜市・川崎市を中心に京浜工業地帯の製造業集積とIT・医療バイオ産業が共存する都市圏です。中小企業が新市場への進出や新製品・新サービスの開発に取り組む際、活用できる支援は大きく3層に分かれます。

神奈川県で新事業進出補助金を活用する前に知っておきたいこと

神奈川県は東京都に隣接し、横浜市・川崎市を中心に京浜工業地帯の製造業集積とIT・医療バイオ産業が共存する都市圏です。中小企業が新市場への進出や新製品・新サービスの開発に取り組む際、活用できる支援は大きく3層に分かれます。

神奈川県内で補助金を探すときに押さえておきたいポイント

  • 「神奈川県新事業進出補助金」という県独自の同名補助金は存在しません。中心となるのは全国共通の国制度(新事業進出・ものづくり商業サービス補助金)です
  • 神奈川県の役割は主に無料相談・伴走支援(よろず支援拠点・かながわ産業振興センター)と、ロボット導入など一部分野の県独自補助金です
  • 横浜市・川崎市・相模原市・藤沢市など市区町村ごとに独自の助成金があり、新製品開発・設備投資・創業支援などを補助しています
  • 国・県・市の制度は同一経費への重複申請はできませんが、経費を分けることで組み合わせて使える場合があります

新事業進出補助金の制度全体(対象者・補助対象経費9区分・賃上げ特例など)を基礎から確認したい場合は新事業進出補助金2026 完全ガイドを、補助率・上限額を企業規模別に確認したい場合は規模別の補助率・上限額まとめをあわせてご覧ください。

神奈川県内の中小企業が使える国の補助金2026【新事業進出・ものづくり商業サービス補助金】

神奈川県内の事業者も全国の中小企業と同じ条件で、国の主要補助金に申請できます。2026年9月10日時点で最も重要なのが、従来の「中小企業新事業進出補助金」と「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」の一部が統合された新制度です。

「新事業進出補助金」は募集終了、新規受付は統合制度へ

旧「中小企業新事業進出補助金」は第3回公募の交付申請受付が2026年9月1日18:00で終了しました。新規の受付は後継の新事業進出・ものづくり商業サービス補助金に一本化されています(出典:shinjigyou-shinshutsu.smrj.go.jp)。なお公式サイトは「中小企業新事業進出補助金」と「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金(旧来型)」は別の補助金であると明記しており、旧来型の「ものづくり補助金」(portal.monodukuri-hojo.jp)は23次締切(2026年5月8日17時)まで実施済みで、24次以降の日程は2026年9月10日時点で未公表です。

新事業進出・ものづくり商業サービス補助金には3つの申請枠があります。

申請枠対象となる事業補助率補助上限額(従業員数で変動)
革新的新製品・サービス枠革新的な新製品・新サービス開発(既存プロセスの改善のみは対象外)中小企業者1/2(地域別最低賃金引上げ特例で2/3)、小規模事業者・再生事業者2/3750万〜2,500万円(賃上げ特例時850万〜3,500万円)。補助下限額100万円
新事業進出枠既存事業と異なる新市場・高付加価値事業への進出(新規性・新市場性が必須)中小企業者1/2(地域別最低賃金引上げ特例で2/3)2,500万〜7,000万円(賃上げ特例時3,000万〜9,000万円)。補助下限額750万円
グローバル枠海外市場開拓(輸出)に向けた国内製造等拠点の強化中小企業者2/32,500万〜7,000万円(賃上げ特例時3,000万〜9,000万円)。補助下限額750万円

補助対象経費は機械装置・システム構築費、運搬費、技術導入費、知的財産権等関連経費、外注費、専門家経費、クラウドサービス利用費、原材料費、広告宣伝・販売促進費など。新事業進出枠・グローバル枠は建物費も対象で、機械装置・システム構築費または建物費のいずれかを必ず含める必要があります。第1回公募の応募期間は2026年9月30日(水)〜10月30日(金)18:00厳守です。

出典:新事業進出・ものづくり商業サービス補助金公式サイト中小企業新事業進出補助金(旧制度)公式サイトものづくり補助金総合サイト(いずれも2026年9月10日取得)

この2つの制度の対象事業の違い(革新的新製品・サービス枠と、独立して続く「ものづくり補助金」のどちらに申請すべきか)は新事業進出補助金とものづくり補助金 どちらに申請すべきかで詳しく比較しています。

あわせて検討したい国の補助金:デジタル化・AI導入補助金/省力化投資補助金

神奈川県内の事業者は、目的に応じて以下の国の補助金も新事業進出・ものづくり商業サービス補助金と使い分けできます(同一経費の重複申請は不可)。

制度主な対象補助率補助上限額2026年9月10日時点の公募状況
デジタル化・AI導入補助金2026(通常枠)業務効率化・DXのためのソフトウェア・クラウドサービス導入1/2以内(要件により2/3以内)5万〜450万円5次締切 2026年9月29日17:00。交付決定は2026年11月9日予定
デジタル化・AI導入補助金2026(インボイス枠)インボイス対応の会計・受発注ソフト、PC・ハードウェア等50万円以下3/4以内(小規模4/5以内)、超過分は2/3以内上限350万円同上
中小企業省力化投資補助金(カタログ注文型)カタログ登録済みのIoT・ロボット等汎用製品の導入1/2以下(2026年3月19日以降の制度改定後)従業員5名以下200万円(賃上げ時300万円)/6〜20名500万円(750万円)/21名以上1,000万円(1,500万円)随時受付中(2024年8月9日以降、応募・交付申請は随時受付に変更)

出典:デジタル化・AI導入補助金2026公式サイト中小企業省力化投資補助金(カタログ注文型)公式サイト(いずれも2026年9月10日取得)

いずれの制度もJグランツ(jGrants)での電子申請が必須で、事前にGビズIDプライムアカウントの取得が必要です。取得手順はGビズIDプライムの取得方法とスケジュール、電子申請の入力方法はjGrants電子申請マニュアルで解説しています。

神奈川県内で無料相談できる窓口【よろず支援拠点・商工会議所】

「神奈川 新事業補助金 相談」で探している方向けに、県内で無料相談できる公的窓口を整理します。申請書類の作成そのものより先に、事業計画の方向性を専門家に相談することが採択への近道です。

神奈川県よろず支援拠点:60分/回・何度でも無料

国が全国47都道府県に設置する無料の経営相談所で、神奈川県では公益財団法人神奈川産業振興センター(KIP)が運営しています。経営・IT・デザイン・ブランディングなど専門分野の異なるコーディネーターが在籍し、新事業・新分野への進出や事業計画の相談にも対応します。相談は1回60分で、オンラインでの相談も可能です。

拠点所在地対応日受付時間
本部(横浜)横浜市中区尾上町5丁目80番地 神奈川中小企業センタービル4階月・火・水・木・金9:00〜17:00(TEL 045-633-5071)
県央サテライト海老名市下今泉705-1 神奈川県立産業技術総合研究所内5階月・水・金9:00〜17:00
横須賀サテライト横須賀市平成町2-14-4 横須賀商工会議所2階月・水・金9:00〜17:00
小田原サテライト小田原市本町4-2-39 小田原箱根商工会館4階月・水・金9:00〜17:00
川崎サテライト川崎市幸区堀川町66-20 川崎市産業振興会館7階月・水・金9:00〜17:00
相模原サテライト相模原市中央区中央3-12-1 相模原市立産業会館3階月・水・金9:00〜17:00
藤沢サテライト藤沢市藤沢607-1 藤沢商工会館2階または5階月・水・木9:00〜17:00

出典:神奈川県よろず支援拠点 アクセスページ(2026年9月10日取得。サテライトの電話でのお問い合わせは一律本部が対応)

運営元の公益財団法人神奈川産業振興センター(KIP)は、よろず支援拠点とは別に「総合相談窓口」や「経営アドバイザーの派遣」も行っており、事業計画のブラッシュアップや資金調達の相談にも対応しています。

各市の商工会議所も申請サポートの窓口になる

横浜市・川崎市・相模原市・藤沢市などの商工会議所も、認定経営革新等支援機関として補助金の相談・申請サポートを行っています。まずは自社の所在地を管轄する商工会議所に連絡するのが確実です。

商工会議所公式サイト電話番号
横浜商工会議所yokohama-cci.or.jp公式サイトで確認
川崎商工会議所kawasaki-cci.or.jp044-211-4111
相模原商工会議所sagamihara-cci.or.jp042-753-1315
藤沢商工会議所fujisawa-cci.or.jp公式サイトで確認

認定経営革新等支援機関の仕組み・探し方は認定支援機関の選び方で解説しています。

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相談・サポートを受けながら進める事業計画づくりと申請の流れ

「神奈川 新事業補助金 サポート 計画」「相談 流れ」で検索している方向けに、神奈川県内で相談窓口を使いながら申請を進める標準的な流れをまとめます。制度ごとの詳細な7ステップは新事業進出補助金 申請の流れ7ステップで解説しているため、ここでは神奈川県内の相談先を組み込んだ流れを整理します。

  1. 神奈川県よろず支援拠点または商工会議所に相談予約:事業の方向性・使える制度の見立てを無料で相談(オンライン可)
  2. GビズIDプライムの取得:Jグランツでの電子申請に必須。早めに手続きを開始する
  3. 事業計画の策定:新規性・新市場性・付加価値額の伸び等を数値で示す。公式サイトが提供する事業計画テンプレートを活用できる
  4. 認定経営革新等支援機関の確認:商工会議所・金融機関・税理士等による事業計画の確認を受ける
  5. 見積書の取得:対象経費の見積を複数社から取得(発注は交付決定後まで行わない)
  6. Jグランツで電子申請:応募期間内(第1回は2026年9月30日〜10月30日18:00締切)に提出
  7. 採択結果発表・交付申請:採択後に交付申請の手続きを行い、交付決定を受けてから発注・契約
  8. 補助事業の実施・実績報告:完了後に実績報告を提出し、確定検査を経て補助金が入金される

交付決定前の発注は補助対象外

新事業進出・ものづくり商業サービス補助金は、交付決定日より前に発注・契約した経費は補助対象になりません(出典:shinjigyou-monodukuri.smrj.go.jp スケジュールページ)。相談段階からこの点を意識して計画を立てることが重要です。

申請できる要件と対象経費

「神奈川 新事業補助金 相談 要件」向けの内容です。新事業進出・ものづくり商業サービス補助金の主な要件を枠ごとに整理します。要件の全項目を詳しく確認したい場合は申請要件の完全解説をご覧ください。

申請枠主な要件
革新的新製品・サービス枠顧客に新たな価値を提供する革新的な新製品・新サービスの開発であること。既存製品・サービスの生産プロセスの改善のみ、同業他社で既に相当程度普及している開発は対象外
新事業進出枠新たに製造・提供する製品等が申請者にとって新規性を有すること(世の中初である必要はない)。かつ対象市場が申請者にとって新たな市場(既存事業で対象にしていなかった顧客層)であること。過去に製造等していた製品の再製造は対象外
グローバル枠自発的な海外販路開拓に向けた国内製造等拠点の強化であること。取引先主導の事業は対象外。新たな海外市場(国・地域単位)への進出であること

また、補助事業終了後3〜5年の事業計画で、次の目標をすべて満たすことが求められます(未達の場合は補助金の一部または全額返還を求められる場合があります)。

補助事業終了後に求められる事業計画の目標

  • 付加価値額の年平均成長率が+4.0%以上増加
  • 1人あたり給与支給総額の年平均成長率が+3.5%以上増加
  • 事業場内最低賃金が地域別最低賃金より+30円以上高い水準であること

出典:新事業進出・ものづくり商業サービス補助金公式サイト(2026年9月10日取得)

補助対象経費は9区分(機械装置・システム構築費、建物費、運搬費、技術導入費、知的財産権等関連経費、外注費、専門家経費、クラウドサービス利用費、原材料費、広告宣伝・販売促進費、海外旅費・通訳翻訳費※グローバル枠のみ)に整理されています。詳しい範囲・計上ルールは対象経費9区分の解説見積書・相見積もりのルールを参照してください。

採択されるためのポイント

「神奈川 新事業補助金 サポート 採択」向けの内容です。公式サイトが示す準備のポイントと、神奈川県内で使える伴走支援をあわせて整理します。

  • 事業計画は「新規性」「新市場性」を具体的な数値・根拠(市場調査データ、自社の技術力との関連)で説明する
  • 付加価値額・給与支給総額・事業場内最低賃金の3つの数値目標を無理のない範囲で計画に落とし込む
  • 認定経営革新等支援機関(商工会議所・金融機関・税理士等)に事業計画段階から相談し、確認書の準備を早めに進める
  • 神奈川県よろず支援拠点のコーディネーターやKIPの経営アドバイザー派遣を活用し、計画のブラッシュアップを受ける
  • 50万円以上の経費は原則2社以上から見積書を取得し、相見積もりのルールに沿って準備する
  • 公募締切直前はJグランツへのアクセスが集中するため、余裕をもって提出する

出典:新事業進出・ものづくり商業サービス補助金公式サイト神奈川県よろず支援拠点(いずれも2026年9月10日取得)

過去の採択・不採択の傾向をより詳しく知りたい場合は加点項目9つの解説不採択の理由と再申請のポイントもあわせてご覧ください。

神奈川県・横浜市・川崎市・相模原市・藤沢市の独自制度(2026年度)

国の補助金に加えて、神奈川県および県内主要市が実施する独自の助成金・支援制度を、公式サイトで確認できた範囲で整理します。「神奈川 ものづくり補助金」で市独自の設備投資支援を探している方は、市独自制度の一覧もあわせてご確認ください。

神奈川県の制度:ロボット導入支援補助金(さがみロボット産業特区)

神奈川県が県内全域を対象に実施する数少ない事業者向け直接補助金です。「さがみロボット産業特区」で商品化された介護・医療・生活支援・災害対応等のロボットを、県内の法人・個人事業者が購入または貸与により導入する際に使えます。

項目内容
補助率購入価格・貸与料の1/3(中小規模の法人・個人・個人事業者は1/2)
補助上限額1申請者につき100万円(同一導入施設への複数申請でも施設あたり上限100万円、台数上限なし)
対象県内に事務所・事業所を有する法人等、または県内在住個人
受付状況受付中(2026年5月28日受付開始〜2027年2月12日締切予定、予算上限到達次第終了)
所管神奈川県産業労働局産業部産業振興課 さがみロボット産業特区グループ(045-210-5652)

出典:さがみロボット産業特区 公式サイト神奈川県公式サイト案内ページ(2026年9月10日取得)

横浜市・川崎市・相模原市・藤沢市の主要制度一覧

各市の公式サイトで確認できた、新事業・設備投資・創業関連の主要制度です。募集期間は年度・回により変わるため、申請前に必ず各市の最新情報を確認してください。

制度名対象補助率・上限2026年9月10日時点の状況
横浜市中小企業新技術・新製品開発促進助成金市内に主たる事業所を有し創業後5年以上・市内で1年以上事業を営む中小企業者の新技術・新製品の応用研究・試作品の商品化助成算定基礎額の1/2(サーキュラーエコノミーに資すると認められた場合2/3)、上限1,000万円令和8年度:事前相談4月15日〜5月29日、申請は事前相談後〜6月4日17時(次回は例年の時期を要確認)
川崎市川崎市中小企業成長環境支援補助金(生産性向上支援)市内中小事業者等のデジタル技術・生産性向上設備の導入対象経費の1/2以内(賃上げ方針表明事業者2/3以内)、上限100万円(賃上げ表明200万円)、下限20万円募集中(エントリーシート〜9月11日必着、申請書〜9月30日必着、予算到達次第終了)
川崎市川崎市グローバル展開支援事業補助金市内中小企業者等の海外展開(越境EC・海外商談・展示会出展等)による新たな販路開拓対象経費の1/2以内、上限25万円(重点認定企業30万円)募集中(5月1日〜10月30日、予算到達次第終了)
川崎市がんばる中小企業応援補助金市内中小企業者等の販路開拓事業(新製品の検査、展示会・商談会出展)対象経費の1/2以内、上限25万円(重点30万円)、下限5万円令和8年度分は募集終了(4月1日〜4月30日、毎年度4月募集)
相模原市相模原市中小企業研究開発補助金市内企業の新製品・新技術開発・新分野進出の研究開発(航空宇宙・ロボット関連のリーディング産業型枠あり)対象経費の1/2以内、20万〜150万円(型により)令和8年度は受付終了(5月20日〜7月3日)。次年度は例年5月頃開始
相模原市相模原市ベンチャー・スタートアップ企業進出補助金市外から市内へ新たに事業所を設置するベンチャー・スタートアップ企業(情報通信・AI/IoT/ロボティクス等の先進分野)賃料等最大10/10、事業所整備費等最大1/2、上限120万円受付中(事業実施期間〜2027年3月31日)
相模原市中小企業生産性向上支援補助金市内中小企業者等の設備投資(機械装置・ソフトウェア等)対象経費の2/3以内(市外調達1/2以内)、上限1,000万円受付中(第1回〜2027年1月31日、第2回〜2027年2月12日、予算上限到達次第終了)
藤沢市藤沢ものづくりブランド応援事業補助金市内中小企業者の展示会出展(基本出展料・装飾費・事務経費)基本出展料は対象経費の1/2(商工会議所の経営支援を受けている場合2/3)、1小間上限15万円実施中(交付要綱 令和7年4月改正)
藤沢市藤沢市中小企業融資制度 創業支援資金(利子補給・信用保証料補助)市内で創業する事業者の融資に対する利子補給・信用保証料補助利子補給 年2.2%以内・2年間(女性・若者/シニア起業家は3年間)、信用保証料補助は支払額の90%(上限20万円)実施中(令和8年度)
藤沢市中小企業等経営強化法「先端設備等導入計画」の認定市内事業者の先端設備等の導入計画(市の認定を受けると固定資産税が軽減)1.5%以上の賃上げ表明で3年間課税標準1/2軽減、3%以上の賃上げ表明で5年間1/3軽減受付中(藤沢市の導入促進基本計画は令和7年4月1日付で国の同意取得済み)

出典:横浜市「中小企業新技術・新製品開発促進助成金」ページ、川崎市「助成制度について」(更新日2026年7月3日)、相模原市産業支援情報ポータル、藤沢市産業労働課の各制度ページ(いずれも2026年9月10日取得)

横須賀市・平塚市など、上記4市以外の神奈川県内市区町村の制度は市ごとの記事で解説しています。

業種別に見る神奈川県の新事業進出

神奈川県は京浜工業地帯の製造業、みなとみらい・関内地区のIT企業、横浜・鎌倉・箱根の観光地、川崎市のライフサイエンス拠点(キングスカイフロント)など、業種ごとに集積エリアが異なります。業種別の新事業進出補助金の考え方は、以下の記事で詳しく解説しています。

神奈川県内の主要産業の詳細(製造業品目・IT企業の集積状況等)は市ごとの記事、または神奈川県・各市の産業統計(経済センサス等)の公表値でご確認ください。

まとめ:神奈川県内で新事業進出補助金を使うための次の一歩

神奈川県内の中小企業が新事業進出補助金を活用するための優先順位をまとめます。

優先度今すぐすること理由
最優先神奈川県よろず支援拠点または商工会議所に無料相談を予約する事業計画の方向性と使える制度の見立てが早期に得られる
最優先GビズIDプライムの取得申請取得に一定期間かかり、Jグランツでの電子申請に必須
重要新事業進出・ものづくり商業サービス補助金の申請枠(革新的新製品・サービス/新事業進出/グローバル)を選定する枠により補助率・上限額・要件が異なる
重要市独自制度(横浜市・川崎市・相模原市・藤沢市等)を確認する国制度と組み合わせられる場合がある
継続各公式サイトで公募スケジュール・予算残額を定期的に確認する先着順・予算到達次第終了の制度が多い

関連して、東京都・埼玉県・千葉県など近隣都県の制度は以下でも確認できます。

本記事の情報は2026年9月10日時点のものです。補助金の制度・要件・スケジュールは変更になる場合があります。最新の公募要領・申請要件は各制度の公式サイトまたは担当窓口で必ずご確認ください。本記事のシミュレーションはモデルケースであり、採択や補助額を保証するものではありません。

出典・参考情報

最終更新日: 2026年9月10日。補助金の制度・要件・スケジュールは変更される場合があります。必ず各公式サイトで最新情報を確認してください。本記事のシミュレーションはモデルケースであり、採択や補助額を保証するものではありません。

よくある質問(FAQ)

A神奈川県が単独で実施する、同名の直接補助金は2026年9月10日時点で確認できません。神奈川県内の中小企業が新事業へ進出する際の中心は、国の「新事業進出・ものづくり商業サービス補助金」(補助上限最大7,000万円、賃上げ特例適用時9,000万円)です。神奈川県の役割は主に、神奈川県よろず支援拠点による無料相談や、ロボット導入支援補助金(さがみロボット産業特区)など一部分野の県独自補助金です。詳しくは本記事の「神奈川県・横浜市・川崎市・相模原市・藤沢市の独自制度」をご覧ください。
A神奈川県よろず支援拠点(運営:公益財団法人神奈川産業振興センター)が、横浜市中区の本部と県内6か所のサテライト(県央・横須賀・小田原・川崎・相模原・藤沢)で、1回60分・何度でも無料の経営相談を受け付けています。また横浜商工会議所・川崎商工会議所・相模原商工会議所・藤沢商工会議所など、各市の商工会議所も認定経営革新等支援機関として相談・申請サポートを行っています。
A別の制度です。従来独立して運営されてきた「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」(portal.monodukuri-hojo.jp)は2026年9月10日時点も継続していますが(23次締切は2026年5月8日で終了、24次以降は未公表)、旧「中小企業新事業進出補助金」は2026年9月1日で募集を終了し、新規受付は「新事業進出・ものづくり商業サービス補助金」(shinjigyou-monodukuri.smrj.go.jp)に一本化されました。どちらに申請すべきかは比較記事で解説しています。
Aはい。神奈川県よろず支援拠点のコーディネーターや、公益財団法人神奈川産業振興センター(KIP)の経営アドバイザー派遣、各市の商工会議所(認定経営革新等支援機関)が事業計画づくりを無料で相談できます。事業計画書の具体的な書き方は事業計画書の書き方でも解説しています。
Aよろず支援拠点等への相談、GビズIDプライムの取得、事業計画の策定、認定経営革新等支援機関の確認、Jグランツでの電子申請という流れが標準です。新事業進出・ものづくり商業サービス補助金の第1回公募は応募期間が2026年9月30日〜10月30日18:00締切で、採択結果の発表までには一定の審査期間がかかります。詳しい期間の目安は申請の流れ7ステップをご覧ください。
A公式サイトが示す要点として、事業計画で「新規性」「新市場性」を具体的な数値・根拠で説明すること、付加価値額・給与支給総額・事業場内最低賃金の目標を計画に反映すること、認定経営革新等支援機関に早期から相談し確認書を準備すること、50万円以上の経費は2社以上から見積書を取得することが挙げられます。神奈川県よろず支援拠点やKIPの経営アドバイザー派遣を使って計画をブラッシュアップするのも有効です。
A同一経費への重複申請はできませんが、経費の種類を分けることで両方を活用できる場合があります。例えば設備投資費は国の補助金、展示会出展費は市独自の補助金に申請するといった方法です。必ず両方の制度の担当窓口に事前確認してください。
A本記事は事業者(中小企業・小規模事業者)向けの補助金・助成金を扱っています。個人向けの給付金・助成制度(子育て・住宅・生活支援等)については、お住まいの市区町村の福祉担当課または神奈川県の福祉・くらし関連ページをご確認ください。
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本記事の監修

齊木祐介(株式会社ASI 代表取締役)

AI・ロボティクスの導入支援、補助金・助成金の活用支援、専門メディアの運営など複数事業を統括。実務で得た知見をもとに、本サイトの情報を監修しています(運営:株式会社ASI)。

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