申請代行・補助金コンサルの成功報酬型とは
補助金申請代行の成功報酬型とは、採択されて補助金を受け取った場合にのみ報酬が発生する費用体系です。新事業進出補助金の場合、補助金額の10〜25%が成功報酬として設定されるケースが一般的です。
| 成功報酬型の種類 | 内容 | 費用例(補助金500万円の場合) |
|---|---|---|
| 完全成功報酬型 | 着手金ゼロ。採択時のみ報酬発生 | 500万円×15%=75万円 |
| 着手金+成功報酬型 | 着手金10〜30万円+採択時に成功報酬 | 20万円+500万円×12%=80万円 |
| 月次報酬+成功報酬型 | 月3〜5万円×数ヶ月+採択時に成功報酬 | 5万×4ヶ月+500万×8%=60万円 |
成功報酬の算定タイミング
「採択通知時」に成功報酬を要求するケースと「補助金受取時」に要求するケースがあります。採択から実際の補助金入金まで6ヶ月〜1年かかるため、資金繰りの観点からも「補助金受取時」を基準としているコンサルを選ぶことをおすすめします。
成功報酬型のメリット・デメリット
成功報酬型の申請代行・申請サポートには明確なメリットとデメリットがあります。自社の状況に合わせて判断してください。
メリット
- 不採択リスクがゼロ(完全成功報酬型):採択されなければ費用は発生しません。申請前の資金負担を抑えたい企業に向いています
- コンサルのインセンティブが高い:採択されなければ報酬がゼロになるため、コンサルタントが本気で採択を目指す構造です
- 費用の見通しが立てやすい:採択時にのみ費用が発生するため、予算計画が立てやすいです
- 初期投資なしで高品質なサポートを受けられる可能性:実力のあるコンサルタントほど自信を持って完全成功報酬型を提供しています
デメリット
- 成功報酬率が高い:完全成功報酬型は着手金型より成功報酬率が高く設定される(15〜25%)ため、採択時の総費用は高くなる場合があります
- サービス品質のばらつき:初期費用ゼロを謳い集客しているが、実際の採択率が低い業者も存在します
- 採択後の支援が手薄になるケース:成功報酬受取後(採択時)にモチベーションが下がり、実績報告のサポートが不十分になる場合があります
- 大型案件では費用が高額になる:補助金9,000万円×成功報酬20%=1,800万円と、着手金型より大幅に高くなる場合があります
成功報酬率の相場と適正水準
新事業進出補助金の成功報酬率の業界相場は10〜20%です。補助金額に応じた適正成功報酬率の目安は以下の通りです。
| 補助金額 | 適正成功報酬率の目安 | 注意が必要なケース |
|---|---|---|
| 〜300万円 | 12〜20%(上限60万円程度) | 30%超は要注意 |
| 300〜1,000万円 | 10〜15% | 20%超は再交渉を検討 |
| 1,000〜3,000万円 | 10〜15% | 絶対額が大きいため料率は低めが妥当 |
| 3,000万円超 | 8〜12%(成功報酬に上限を設けるケースも) | 上限なしの高率は要交渉 |
成功報酬率は交渉可能
提示された成功報酬率は交渉で下げられる場合があります。特に大型案件(補助金額3,000万円超)では、成功報酬に上限額を設ける交渉が有効です。例えば「成功報酬率15%、ただし上限300万円」といった設定も可能です。